私自身の経験から感じるし、また多くの先輩たちも口を揃えて「ここ大事!」と言っていること。それは「どんな整体師になりたいかを決めておく」ということです。将来に向けたライフイベントとして整体学校に通うことを決めたなら、整体師になるための心構え、つまりマインドセットがとても重要なんです。「マインドセットなんて、随分抽象的だなぁ……」なんて思っている人、わかりやすく説明するのでご安心ください! 読まないと、きっと後悔しますよ!

 

1.動機を言葉にしてみよう

なぜ「整体師になりたい」と思ったのか……。って、まだなってもいないのに、そんなことを考えるのは早いと思いますか? でも、その気持ちを言葉にしておくことが大事なんです。騙されたと思って、ちょっと一緒に考えてみませんか?

 

「なぜ?」は、モチベーションの原点として常に意識するべき

整体師を目指し、整体学校を選ぶあなたが意識することについて、重要なことは2つあると思います。その1つ目は、「自分がなぜ整体師になりたいのか?」ということ。数ある仕事の中で、なぜ整体師という道を選ぶのか、それをじっくりと考えてみましょう。

 

その答えとして「一生モノとして“手に職”をつけたい」という人には、次の点をさらに深く考えてみてほしいと思います。整体師以外にも手に職をつけられるものはあるし、独立・開業を目指せるものも他にも選択肢はある。その中でなぜ整体師なのか。

また、「誰かに感謝される仕事で手応えを感じたい」という人もいると思います。一方で、接客・サービス業などお客様から「ありがとう」というリアルな声を聞ける仕事も数多くあります。その中でなぜ整体師なのか。

 

その「なぜ」を意識すると同時に、自分は何が好きで、どんな自分になりたいのか、といったことももう一度考えてみてください。もし整体師を目指す道のりで、迷ったり悩んだりしたときには、その原点に立ち返ることで問題がクリアになることもありますよ。

 

誰かの救いになる仕事をしたいという私の思い

企業のバックオフィスで働いていた私は、OLとしての生活に不満はありませんでした。一方で、ずっと医療や人間のカラダに興味があり、「苦しんでいる人の力になりたい」「誰かから感謝される仕事」をやってみたいという思いがありました。でもそんな機会になかなかめぐり合えず、淡々と目の前の仕事を消化する日々に葛藤を抱き始めていたんです。

 

仕事柄、私はひどい腰痛や肩こりに悩まされていて、患者として整体師さんの施術にとても助けられていました。それが整体師を目指す大きな理由で、自分も誰かをラクにしてあげる側になれたらなあ…という思いがずっと心の中にあった気がします。感謝される仕事、しかも目に見えないものであるサービスを提供するのではなく、カラダという具体的なものに効果がある整体こそ、私の思いにマッチする仕事だったんだと思います。

 

自分の知識・技術によって、辛い思いを抱えている人を、少しでもラクにしてあげたい。誰にも代替がきかない「自分の施術」を追求したい。生涯にわたって、癒しの仕事をしたい。人のためになることを続けたい。

それが私にとっての「なぜ」への答えでした。参考になったでしょうか?

 

余談

余談ですが……

きちんと大事なことを伝えようとすると、なんだかカッコイイ言葉が並んでしまう気がしちゃいます。実際、書いている私も、ちょっと背中がむずがゆくなりましたw。でもでも、ここで書いたことはまぎれもない実感です。お風呂の中ででもいいから、自分の心の中にある「なぜ」「どうして」を、改めて考えてください。というか、それを事前にやっておかないと、本当に後悔しますよ!

 

2.将来の姿を想像してみよう

あなたの夢のゴールは、整体師に「なる」ことではなく、整体師として生活していく長い時間、つまり人生丸ごとがゴールのはず。「ゴッドハンドと呼ばれたい」みたいな大それた夢はさておき、どんな整体師になりたいのかを具体的に意識しておくと、学校選びにも迷わないはずですよ。

 

「どんな整体師になりたいのか?」は、賞味期限ナシの夢

 

「なぜ?」という動機とともに、整体師を目指す上でもう一つ重要になるのが「どんな整体師になりたいか?」ということ。「整体師」という世界には目的ごとにさまざまな職種・職域がありますが、自分がどんな整体師として、どんな場で働きたいのかということを深掘りしておきましょう。そうすることで、整体学校のコース(カリキュラム)選びがスムーズになり、「こんな内容だったのか…」とミスマッチに落胆することなくなるはず。

 

そして何よりも、自分の目標やなりたい姿をハッキリ意識しておくことで、在学中や卒業後のキャリアを進む際に高いモチベーションが維持できる、いつまでも夢を追うことができるということもあります。「なんとなく整体師を目指すことにした」という人は、体験授業や見学会・相談会などへ積極的に足を運び、もう少し深掘りしておくことをおススメします。

 

目指す姿が明確な「ブレない整体師」になる!

 

整体師は、大きく分けて2つのジャンルがあると言ってもいいでしょう。1つは「患者の辛い症状をラクにしてあげる施術」を行う整体師。これには整体院や整骨院、整形外科、介護・福祉施設、スポーツジムなどでの整体師が含まれますね。もう1つは、「美容や癒しに関わる施術」に携わる整体師です。いわゆるリラクゼーションサロンのセラピストや、リンパマッサージサロンのセラピスト、リフレクソロジーサロンのリフレクソロジストや、エステサロンのエステティシャンなどがこれにあたります。

 

少なくとも、この2ジャンルのどちら側を目指すのか、ということを明確にすることが大事。そうすれば、コース(カリキュラム)選びに迷うことなく、大きなブレが生じることを避けられるでしょう(これは就職を前提にしたお話ですが、将来的に独立・開業を目指す人ついては後の段落にまとめましたので参考にしてくださいね。

 

ちなみに私の場合は、辛い症状をラクにする側の整体師を希望しました。医療従事者ではないけれど、それに準じる存在として誰かをラクにしてあげられる、というイメージがあったからです。幸いなことに、私が通っていた整体学校には「スライド編入」という制度があり、医療的な専門性の高いカリキュラムを受講できるコースに、在学中に編入することができました。その甲斐あって、卒業後には希望していた整体院への就職がすぐに決まり、自分がなりたい整体師への道をブレることなく進むことができています。夢や目標が明確なら、次の一歩を踏み出すべき道がハッキリとわかる。そんなことを実感しています!

 

なお、数ある整体学校から独自に厳選した「志向別!筆者オススメ整体学校」もぜひご参照ください。あなたの「なりたい姿」から、学校探しのヒントが見つかるかもしれません。

 

余談

余談ですが……

自分で書いていて、ちょっと説教くさいかも、と。でも、これは実体験から逆算した感想を元にしています。実話を元に構成しています、です。なので、今夜お風呂に入りながらでも、改めて考えてください。大事なことですから。あ、お風呂のクダリ、前の記事でも書きましたっけ? いいじゃん、お風呂。気持ちいいし!(笑)。

 

3.整体業界の現状って知ってる?

業界事情を知らなくても学校に通うことはできるけど、この先の整体師のキャリアを考えて学校選びをしたほうが、モチベーション高く通うことができるはず。夢だけじゃ乗り越えられない、業界の現実をここでご紹介します。ようこそ、リアルな整体師の世界へ……。

 

こんなはずじゃなかった、と言わないために

 

駅前や繁華街を中心に、最近は整体院やリラクゼーションサロンが花盛りの様子。今や、コンビニに負けないぐらいの数の店舗が見られるようになっています。そんな整体院やリラクゼーションサロンが飽和状態となっている状況では、当然のように生き残りをかけた激しい価格競争も起こっています。以前は少し敷居の高さを感じたような高級感あふれるサロンも、その影響で手ごろな料金で利用できるようになっているのは喜ぶべきことなのかどうなのか……。

 

そんな業界事情を知ってしまうと、整体師の給料って下がる一方? せっかく整体師になっても生活できるだけの収入が得られない? といった不安を感じてしまうかもしれません。そんな不安にお答えするために、私の経験の範囲で整体業界の現状をご紹介したいと思います。現状を知れば、想像と違った現実に「こんなはずじゃなかった」と落胆するような事態は避けることができるはずです。

 

競争が激しい業界で生き残る整体師になるためには日々勉強!

 

低価格競争が激化する現在、各店舗の売上や利益を確保することが以前より難しくなっていることは説明するまでもありません。店舗で働くスタッフの人件費も、その影響を受けざるを得ないのが現実です。とはいえ、数ある店舗の中でも競争の波に飲まれることなく、人気を維持し続ける整体院やリラクゼーションサロンがあるのも事実。理由はさまざまあると思いますが、間違いなく言えるのは、そうした人気店には敏腕の整体師が在籍しているということです。あなたが整体学校を卒業し、晴れて多くのお客様から選ばれる整体師へと成長できれば、厳しい業界の中でも夢を追い続けることができるというわけです。

 

整体学校を卒業しても、日々の施術をとおして学ぶことがたくさんあります。お客様に「またお願いしたい」と思われるような“一生モノのスキル”を身につけるには、一生をかけてさまざまな技術や知識を習得し続ける。それが整体師のキャリアであり、学校卒業がゴールではないという意味はそこにあるんです。

 

私自身が就職先に選んだ整体院は、どちらかと言えば地味な雰囲気ながら、口コミで訪れるお客様が絶えないという評判のところでした。ある意味で質実剛健な整体院を選んだわけですが、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるよう努力することで、整体師という夢を追い続けることができると思っています。「厳しい業界だから……」とあきらめてしまうのではなく、施術スキルの向上や積極的な情報収集、お客様とのコミュニケーションを図る力の向上など、努力できる部分はたくさんあります。そして、厳しい業界だからこそ、華やかな雰囲気に惑わされることなく、自分の努力が結果につながるような環境を選ぶことが大切なのだと思っています。

 

余談

余談ですが……

看護師の友だちに「夜勤のある仕事って、大変だと思うけど、平気なの?」と聞いたことがあります。私的には「もう慣れたわよ」とか言うのかと思っていたんですけど、彼女の答えは違いました。彼女はレモン酎ハイをぐっと飲みながら(類友)、「そんなもん、大変に決まってるじゃない!」と言ったのです。そう、どんな仕事でも、いつまでたっても大変なものは大変。大変じゃない仕事なんてないんですよ! 「でもやりがいは格別だし、天職だと思っているし。だから辞められないのよねぇ(笑)」という彼女の言葉、素敵だなあと思いました。……ということで、厳しいことにも目をつむらず、真正面から受け止めていただきたいのです。よろしくどうぞ。

 

4.就職について

整体師になったら、どうやって働くのか、どれぐらい稼げるか。自分の体験や仲間からの証言からザックリとまとめてみました(厳しい現実を知る整体師の情報として、なかなか有意義だと自画自賛してますw)。あなたがくじけないことを祈りつつ、キチンと説明します!

まだ早いかもしれませんが、整体師の就職について、そして将来の“野望”である独立開業についても、後学のためにというレベルで知っておきましょう。就職や開業が視野に入っていれば、そのための支援が充実している学校を選ぶ、という考え方もアリになるかも!?

 

勤務形態や賃金は知っている方がいい!

 

学校探しを具体的に始めている人はもう気づいているかもしれませんが、ほとんどの整体学校が整体師を目指す受講者に対する就職支援を行っています。その内容は学校によってさまざま。専属コーディネーターによるキャリア相談を行なっていたり、マンツーマンで人生設計も含めたキャリアプラン設計サポートを行っていたり、何度でも再就職支援を行っていたり、徹底した独立開業サポートを行っていたり。入学を決める前に、その学校の「就職支援」の内容がどんなものなのか、必ずチェックするべきだと思います。

 

整体師の仕事についてですが、正直に言ってしまえば、ラクではありません。とくに少人数の整体院やサロンの場合は、お客様への施術に加え、電話対応や受付業務、カウンセリング、カルテ作成・整理といった事務業務から果ては掃除業務までを任されるケースがほとんど。そして、実際にカラダを使う施術の仕事であり、加えて基本的には長時間立ちっぱなしなので、ある程度の体力が必要。そして、施術の技術はもちろんのこと、お客様あっての仕事ゆえに高いコミュニケーション力も求められる……。なんだか厳しいことばかり言っているようですが、これが現実。挫折してしまう人も少なくありませんが、焦らずじっくり取り組めば大丈夫なので心配はいりません!

 

月に4~6日程度の平日休み、研修期間の給与額も覚悟すべし!

 

勤務形態で比較的多いのが、3~4交代制のシフト勤務というもの。深夜から早朝にも営業しているところでは夜勤もありますので、ある程度の早出や残業も想定しておくといいでしょう。また休日については、月に4~6日程度というのが一般的で、休日営業を行っている施設がほとんどなので平日休みになる可能性が高いということも頭に入れておきましょう。

 

さて、気になる収入のお話。整体学校で学ぶことで人体の仕組みや施術の方法など、基本的な知識・技術を身につけることはできても、卒業後にお客様から選ばれる整体師になるまでにはやはり時間がかかるものです。いわゆる研修期間があること、そしてその間は低収入で日々の生活をやりくりすることを覚悟する必要があるでしょう。

 

余談

余談ですが……

えーと、ここでは辛口だったりボケたりする私の余談はいらないですねw。1日も早く、これを読んでいるあなたが仲間として私と一緒に仕事ができる日が来るといいな、と思っています。次に、独立開業について具体的に綴ってみました。

 

5.“独立開業”はゴールではなくスタート

整体師として働き始め、下積み期間を経てスキルアップ、その先には念願の独立開業……というのが整体師のステップアップの流れのように思えるかもしれません。独立開業が整体師としてのキャリアのゴール、というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではないというのが私の考えです。

 

私の仲間にも整体院や施設での勤務を経て独立した人はたくさんいますが、成功している人たちに共通しているのは開業後も努力を続けているということ。現役整体師向けの勉強会に繰り返し参加して情報収集を怠らない、有料のセミナーに通って専門性の高い知識を積極的に得ているなど、取り組み方はさまざまですが、“独立開業した時点がスタート”という意識がそこにはあるのだと思います。

 

多くの整体院やリラクゼーションサロンがある中で、お客様から選んでいただくためには、日々新しい技術や知識を習得しなければなりません。それは、就職という道を選んだ整体師も、独立開業した整体師も同じなんですね。

 

独立開業する整体師に向けた支援が充実している学校とは?

 

独立開業に成功している整体師のもう一つの共通点としてあるのは、学校選びの段階から開業を目標にしていたということ。整体師を目指すことを決めた段階で「自分がこうなりたい」というところを掘り下げて、独立を視野に入れながら学校選びをしていたんです。その目標がはっきりしていれば、開業のための支援が充実している整体学校に決めることも可能になります。

 

私が通っていた整体学校には、金銭面以外のあらゆることに関し、開業支援を行うメニューが用意されていました。たとえば、開業場所の立地と競合情報や、それを踏まえた集客方法などのコンサルティングといったもの。それから、経営の専門家によるレクチャーや、広告・プロモーションのアドバイス&バックアップなど、多くの実績に基づいた個別相談などを開業後も受け入れてくれるという充実ぶりでした。開業を目標にしている人は、そういう支援のある学校を選ぶことを視野に入れてみてください。

 

大きなやりがいを感じられるからこそ続けられる整体師

 

ここまで、仕事内容や勤務形態、キャリアに関することなど、就職・独立に関してご紹介してきました。ちょっと辛口だったかもしれませんが、「それでも整体師になりたい!」という揺るがぬ決意があれば、きっと整体師としての新しい人生を有意義に過ごせるはず。私を含め多くの整体師がこの仕事を続けている背景には、大変さを軽く吹き飛ばすくらいに大きなやりがいがあるからです。このサイトでは、先輩整体師からの話も掲載していますので、そちらもぜひ読んでみてください!

 

余談

 

余談ですが……
日本人はおしとやかなんでしょうか。男性でも女性でも、あまり自分の職業の厳しい部分、辛いところを明言しませんね。でも、私はします。こういうリアルなところも飲み込める人と一緒に働いていきたいから。あ、あと、仕事終わりのビールは美味しいよ! こればかり言うのはどうかと思うけど!

実は重要!整体師になる秘伝的ココロガマエhttp://seitai-guide.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/4_マインドセット.jpghttp://seitai-guide.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/4_マインドセット-150x150.jpgseez_admin実は重要!整体師になるための秘伝マインドセット私自身の経験から感じるし、また多くの先輩たちも口を揃えて「ここ大事!」と言っていること。それは「どんな整体師になりたいかを決めておく」ということです。将来に向けたライフイベントとして整体学校に通うことを決めたなら、整体師になるための心構え、つまりマインドセットがとても重要なんです。「マインドセットなんて、随分抽象的だなぁ……」なんて思っている人、わかりやすく説明するのでご安心ください! 読まないと、きっと後悔しますよ!   1.動機を言葉にしてみよう なぜ「整体師になりたい」と思ったのか……。って、まだなってもいないのに、そんなことを考えるのは早いと思いますか? でも、その気持ちを言葉にしておくことが大事なんです。騙されたと思って、ちょっと一緒に考えてみませんか?   「なぜ?」は、モチベーションの原点として常に意識するべき 整体師を目指し、整体学校を選ぶあなたが意識することについて、重要なことは2つあると思います。その1つ目は、「自分がなぜ整体師になりたいのか?」ということ。数ある仕事の中で、なぜ整体師という道を選ぶのか、それをじっくりと考えてみましょう。   その答えとして「一生モノとして“手に職”をつけたい」という人には、次の点をさらに深く考えてみてほしいと思います。整体師以外にも手に職をつけられるものはあるし、独立・開業を目指せるものも他にも選択肢はある。その中でなぜ整体師なのか。 また、「誰かに感謝される仕事で手応えを感じたい」という人もいると思います。一方で、接客・サービス業などお客様から「ありがとう」というリアルな声を聞ける仕事も数多くあります。その中でなぜ整体師なのか。   その「なぜ」を意識すると同時に、自分は何が好きで、どんな自分になりたいのか、といったことももう一度考えてみてください。もし整体師を目指す道のりで、迷ったり悩んだりしたときには、その原点に立ち返ることで問題がクリアになることもありますよ。   誰かの救いになる仕事をしたいという私の思い 企業のバックオフィスで働いていた私は、OLとしての生活に不満はありませんでした。一方で、ずっと医療や人間のカラダに興味があり、「苦しんでいる人の力になりたい」「誰かから感謝される仕事」をやってみたいという思いがありました。でもそんな機会になかなかめぐり合えず、淡々と目の前の仕事を消化する日々に葛藤を抱き始めていたんです。   仕事柄、私はひどい腰痛や肩こりに悩まされていて、患者として整体師さんの施術にとても助けられていました。それが整体師を目指す大きな理由で、自分も誰かをラクにしてあげる側になれたらなあ…という思いがずっと心の中にあった気がします。感謝される仕事、しかも目に見えないものであるサービスを提供するのではなく、カラダという具体的なものに効果がある整体こそ、私の思いにマッチする仕事だったんだと思います。   自分の知識・技術によって、辛い思いを抱えている人を、少しでもラクにしてあげたい。誰にも代替がきかない「自分の施術」を追求したい。生涯にわたって、癒しの仕事をしたい。人のためになることを続けたい。 それが私にとっての「なぜ」への答えでした。参考になったでしょうか?   余談 余談ですが…… きちんと大事なことを伝えようとすると、なんだかカッコイイ言葉が並んでしまう気がしちゃいます。実際、書いている私も、ちょっと背中がむずがゆくなりましたw。でもでも、ここで書いたことはまぎれもない実感です。お風呂の中ででもいいから、自分の心の中にある「なぜ」「どうして」を、改めて考えてください。というか、それを事前にやっておかないと、本当に後悔しますよ!   2.将来の姿を想像してみよう あなたの夢のゴールは、整体師に「なる」ことではなく、整体師として生活していく長い時間、つまり人生丸ごとがゴールのはず。「ゴッドハンドと呼ばれたい」みたいな大それた夢はさておき、どんな整体師になりたいのかを具体的に意識しておくと、学校選びにも迷わないはずですよ。   「どんな整体師になりたいのか?」は、賞味期限ナシの夢   「なぜ?」という動機とともに、整体師を目指す上でもう一つ重要になるのが「どんな整体師になりたいか?」ということ。「整体師」という世界には目的ごとにさまざまな職種・職域がありますが、自分がどんな整体師として、どんな場で働きたいのかということを深掘りしておきましょう。そうすることで、整体学校のコース(カリキュラム)選びがスムーズになり、「こんな内容だったのか…」とミスマッチに落胆することなくなるはず。   そして何よりも、自分の目標やなりたい姿をハッキリ意識しておくことで、在学中や卒業後のキャリアを進む際に高いモチベーションが維持できる、いつまでも夢を追うことができるということもあります。「なんとなく整体師を目指すことにした」という人は、体験授業や見学会・相談会などへ積極的に足を運び、もう少し深掘りしておくことをおススメします。   目指す姿が明確な「ブレない整体師」になる!   整体師は、大きく分けて2つのジャンルがあると言ってもいいでしょう。1つは「患者の辛い症状をラクにしてあげる施術」を行う整体師。これには整体院や整骨院、整形外科、介護・福祉施設、スポーツジムなどでの整体師が含まれますね。もう1つは、「美容や癒しに関わる施術」に携わる整体師です。いわゆるリラクゼーションサロンのセラピストや、リンパマッサージサロンのセラピスト、リフレクソロジーサロンのリフレクソロジストや、エステサロンのエステティシャンなどがこれにあたります。   少なくとも、この2ジャンルのどちら側を目指すのか、ということを明確にすることが大事。そうすれば、コース(カリキュラム)選びに迷うことなく、大きなブレが生じることを避けられるでしょう(これは就職を前提にしたお話ですが、将来的に独立・開業を目指す人ついては後の段落にまとめましたので参考にしてくださいね。   ちなみに私の場合は、辛い症状をラクにする側の整体師を希望しました。医療従事者ではないけれど、それに準じる存在として誰かをラクにしてあげられる、というイメージがあったからです。幸いなことに、私が通っていた整体学校には「スライド編入」という制度があり、医療的な専門性の高いカリキュラムを受講できるコースに、在学中に編入することができました。その甲斐あって、卒業後には希望していた整体院への就職がすぐに決まり、自分がなりたい整体師への道をブレることなく進むことができています。夢や目標が明確なら、次の一歩を踏み出すべき道がハッキリとわかる。そんなことを実感しています!   なお、数ある整体学校から独自に厳選した「志向別!筆者オススメ整体学校」もぜひご参照ください。あなたの「なりたい姿」から、学校探しのヒントが見つかるかもしれません。   余談 余談ですが…… 自分で書いていて、ちょっと説教くさいかも、と。でも、これは実体験から逆算した感想を元にしています。実話を元に構成しています、です。なので、今夜お風呂に入りながらでも、改めて考えてください。大事なことですから。あ、お風呂のクダリ、前の記事でも書きましたっけ? いいじゃん、お風呂。気持ちいいし!(笑)。   3.整体業界の現状って知ってる? 業界事情を知らなくても学校に通うことはできるけど、この先の整体師のキャリアを考えて学校選びをしたほうが、モチベーション高く通うことができるはず。夢だけじゃ乗り越えられない、業界の現実をここでご紹介します。ようこそ、リアルな整体師の世界へ……。   こんなはずじゃなかった、と言わないために   駅前や繁華街を中心に、最近は整体院やリラクゼーションサロンが花盛りの様子。今や、コンビニに負けないぐらいの数の店舗が見られるようになっています。そんな整体院やリラクゼーションサロンが飽和状態となっている状況では、当然のように生き残りをかけた激しい価格競争も起こっています。以前は少し敷居の高さを感じたような高級感あふれるサロンも、その影響で手ごろな料金で利用できるようになっているのは喜ぶべきことなのかどうなのか……。   そんな業界事情を知ってしまうと、整体師の給料って下がる一方? せっかく整体師になっても生活できるだけの収入が得られない? といった不安を感じてしまうかもしれません。そんな不安にお答えするために、私の経験の範囲で整体業界の現状をご紹介したいと思います。現状を知れば、想像と違った現実に「こんなはずじゃなかった」と落胆するような事態は避けることができるはずです。   競争が激しい業界で生き残る整体師になるためには日々勉強!   低価格競争が激化する現在、各店舗の売上や利益を確保することが以前より難しくなっていることは説明するまでもありません。店舗で働くスタッフの人件費も、その影響を受けざるを得ないのが現実です。とはいえ、数ある店舗の中でも競争の波に飲まれることなく、人気を維持し続ける整体院やリラクゼーションサロンがあるのも事実。理由はさまざまあると思いますが、間違いなく言えるのは、そうした人気店には敏腕の整体師が在籍しているということです。あなたが整体学校を卒業し、晴れて多くのお客様から選ばれる整体師へと成長できれば、厳しい業界の中でも夢を追い続けることができるというわけです。   整体学校を卒業しても、日々の施術をとおして学ぶことがたくさんあります。お客様に「またお願いしたい」と思われるような“一生モノのスキル”を身につけるには、一生をかけてさまざまな技術や知識を習得し続ける。それが整体師のキャリアであり、学校卒業がゴールではないという意味はそこにあるんです。   私自身が就職先に選んだ整体院は、どちらかと言えば地味な雰囲気ながら、口コミで訪れるお客様が絶えないという評判のところでした。ある意味で質実剛健な整体院を選んだわけですが、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるよう努力することで、整体師という夢を追い続けることができると思っています。「厳しい業界だから……」とあきらめてしまうのではなく、施術スキルの向上や積極的な情報収集、お客様とのコミュニケーションを図る力の向上など、努力できる部分はたくさんあります。そして、厳しい業界だからこそ、華やかな雰囲気に惑わされることなく、自分の努力が結果につながるような環境を選ぶことが大切なのだと思っています。   余談 余談ですが…… 看護師の友だちに「夜勤のある仕事って、大変だと思うけど、平気なの?」と聞いたことがあります。私的には「もう慣れたわよ」とか言うのかと思っていたんですけど、彼女の答えは違いました。彼女はレモン酎ハイをぐっと飲みながら(類友)、「そんなもん、大変に決まってるじゃない!」と言ったのです。そう、どんな仕事でも、いつまでたっても大変なものは大変。大変じゃない仕事なんてないんですよ! 「でもやりがいは格別だし、天職だと思っているし。だから辞められないのよねぇ(笑)」という彼女の言葉、素敵だなあと思いました。……ということで、厳しいことにも目をつむらず、真正面から受け止めていただきたいのです。よろしくどうぞ。   4.就職について 整体師になったら、どうやって働くのか、どれぐらい稼げるか。自分の体験や仲間からの証言からザックリとまとめてみました(厳しい現実を知る整体師の情報として、なかなか有意義だと自画自賛してますw)。あなたがくじけないことを祈りつつ、キチンと説明します! まだ早いかもしれませんが、整体師の就職について、そして将来の“野望”である独立開業についても、後学のためにというレベルで知っておきましょう。就職や開業が視野に入っていれば、そのための支援が充実している学校を選ぶ、という考え方もアリになるかも!?   勤務形態や賃金は知っている方がいい!   学校探しを具体的に始めている人はもう気づいているかもしれませんが、ほとんどの整体学校が整体師を目指す受講者に対する就職支援を行っています。その内容は学校によってさまざま。専属コーディネーターによるキャリア相談を行なっていたり、マンツーマンで人生設計も含めたキャリアプラン設計サポートを行っていたり、何度でも再就職支援を行っていたり、徹底した独立開業サポートを行っていたり。入学を決める前に、その学校の「就職支援」の内容がどんなものなのか、必ずチェックするべきだと思います。   整体師の仕事についてですが、正直に言ってしまえば、ラクではありません。とくに少人数の整体院やサロンの場合は、お客様への施術に加え、電話対応や受付業務、カウンセリング、カルテ作成・整理といった事務業務から果ては掃除業務までを任されるケースがほとんど。そして、実際にカラダを使う施術の仕事であり、加えて基本的には長時間立ちっぱなしなので、ある程度の体力が必要。そして、施術の技術はもちろんのこと、お客様あっての仕事ゆえに高いコミュニケーション力も求められる……。なんだか厳しいことばかり言っているようですが、これが現実。挫折してしまう人も少なくありませんが、焦らずじっくり取り組めば大丈夫なので心配はいりません!   月に4~6日程度の平日休み、研修期間の給与額も覚悟すべし!   勤務形態で比較的多いのが、3~4交代制のシフト勤務というもの。深夜から早朝にも営業しているところでは夜勤もありますので、ある程度の早出や残業も想定しておくといいでしょう。また休日については、月に4~6日程度というのが一般的で、休日営業を行っている施設がほとんどなので平日休みになる可能性が高いということも頭に入れておきましょう。   さて、気になる収入のお話。整体学校で学ぶことで人体の仕組みや施術の方法など、基本的な知識・技術を身につけることはできても、卒業後にお客様から選ばれる整体師になるまでにはやはり時間がかかるものです。いわゆる研修期間があること、そしてその間は低収入で日々の生活をやりくりすることを覚悟する必要があるでしょう。   余談 余談ですが…… えーと、ここでは辛口だったりボケたりする私の余談はいらないですねw。1日も早く、これを読んでいるあなたが仲間として私と一緒に仕事ができる日が来るといいな、と思っています。次に、独立開業について具体的に綴ってみました。   5.“独立開業”はゴールではなくスタート 整体師として働き始め、下積み期間を経てスキルアップ、その先には念願の独立開業……というのが整体師のステップアップの流れのように思えるかもしれません。独立開業が整体師としてのキャリアのゴール、というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではないというのが私の考えです。   私の仲間にも整体院や施設での勤務を経て独立した人はたくさんいますが、成功している人たちに共通しているのは開業後も努力を続けているということ。現役整体師向けの勉強会に繰り返し参加して情報収集を怠らない、有料のセミナーに通って専門性の高い知識を積極的に得ているなど、取り組み方はさまざまですが、“独立開業した時点がスタート”という意識がそこにはあるのだと思います。   多くの整体院やリラクゼーションサロンがある中で、お客様から選んでいただくためには、日々新しい技術や知識を習得しなければなりません。それは、就職という道を選んだ整体師も、独立開業した整体師も同じなんですね。   独立開業する整体師に向けた支援が充実している学校とは?   独立開業に成功している整体師のもう一つの共通点としてあるのは、学校選びの段階から開業を目標にしていたということ。整体師を目指すことを決めた段階で「自分がこうなりたい」というところを掘り下げて、独立を視野に入れながら学校選びをしていたんです。その目標がはっきりしていれば、開業のための支援が充実している整体学校に決めることも可能になります。   私が通っていた整体学校には、金銭面以外のあらゆることに関し、開業支援を行うメニューが用意されていました。たとえば、開業場所の立地と競合情報や、それを踏まえた集客方法などのコンサルティングといったもの。それから、経営の専門家によるレクチャーや、広告・プロモーションのアドバイス&バックアップなど、多くの実績に基づいた個別相談などを開業後も受け入れてくれるという充実ぶりでした。開業を目標にしている人は、そういう支援のある学校を選ぶことを視野に入れてみてください。   大きなやりがいを感じられるからこそ続けられる整体師   ここまで、仕事内容や勤務形態、キャリアに関することなど、就職・独立に関してご紹介してきました。ちょっと辛口だったかもしれませんが、「それでも整体師になりたい!」という揺るがぬ決意があれば、きっと整体師としての新しい人生を有意義に過ごせるはず。私を含め多くの整体師がこの仕事を続けている背景には、大変さを軽く吹き飛ばすくらいに大きなやりがいがあるからです。このサイトでは、先輩整体師からの話も掲載していますので、そちらもぜひ読んでみてください!   余談   余談ですが…… 日本人はおしとやかなんでしょうか。男性でも女性でも、あまり自分の職業の厳しい部分、辛いところを明言しませんね。でも、私はします。こういうリアルなところも飲み込める人と一緒に働いていきたいから。あ、あと、仕事終わりのビールは美味しいよ! こればかり言うのはどうかと思うけど!整体師になるための辛口ガイドは、整体師になるには?とお考えの人に向けた情報サイトです。